長崎大学熱帯医学・グローバルヘルス研究科国際健康開発コース1期生(2015.10~2017.09)の鎭目琢也です。入学前は青年海外協力隊(理学療法士隊員)としてソロモン諸島で活動しておりましたが、自身の力不足を痛感するとともに、もっと途上国の人々の健康のために役に立ちたいという思いから、実績と経験のある長崎大学への進学を決意しました。修了後はJICAに入構し、継続して国際協力・グローバルヘルスの現場に身を置いております。
大学院では座学のほか、タイとラオスで計5ヵ月のインターンを実施し、研究活動としてラオス南部のメコン住血吸虫症の感染状況について、保健省と協力し3か月にわたる調査を実施しました。基礎から実践までグローバルヘルスを網羅的に学ぶことができ、また同じ志をもつ仲間に出会うことができ、同分野に実務者として関わるうえで、かけがえのない経験を積むことができました。
私たち一人一人が心おきなく勉学に専念できるように、素晴らしい環境を整えて下さった長崎大学グローバルヘルス基金のご支援に感謝するとともに、皆様のご期待に応えられるよう、これからも人々のより良い生活を目指して世界の健康課題に取り組んでいきます。